”E-Typhoon”ロールアウト

長年の夢だった憧れのタイフーン、遂に完成しました。
タイフーンにもいろいろなカラーバリエーションがありますが、この青地に黄色の機体は珍しいんじゃないかと思います。


ていうか、そもそも青空に溶け込んじゃうような青い機体を好んで買う人はいないでしょうからね。
でもアメリカ海軍のアクロバット飛行チーム「BLUE-ANGELS」の使用機は昔からこのようなカラーですから、実際、上空ではどうでしょうか。


少しでも視認性を高めようと、両翼端を同色の黄色で塗装しました。
何となく、ウクライナの国旗も連想してしまいますね。
青は自由な空を、黄は大地を染める小麦と農業を表しているのだそうです。
一日も早く戦争が終結し、平和が訪れることを願ってやみません。


スピンナーは、オーストリア製の「Freudenthaler」カーボンスピンナーを探してチョイスしました。
以前のものより開口部が大きくなって、着陸時に泥が詰まってしまうかも・・・?。
このスピンナーは、ハブと一体成型でバックプレートがなく、通気性がいいのでモーターの冷却効果が高いのです。


プロペラは、ドイツ製の「aero=naut」カーボンペラ。
カッターの刃のようにシャープにできていて、取付け作業をしていたら、知らないうちに指から血が出てたなんてことがありました。
回転すると直径30cmに達する凶器となるので、気をつけないと・・・。


胴体サーボスペースのアクセスパネルには、エアアウトレットを追加しました。


この機体はグラス+カーボン製ですが、最近のものには主翼も胴体もフルカーボン仕様のタイフーンもあるそうです。


サーボスペースにもちゃんと通気口を開けてますよ。


組み立てていて感じたのですが、「RCRCM」が中国製などと言って侮っちゃいけないと。
ブルガリアの「Nan models=OMEGA」と比べても、まったく遜色がないどころか、最初からMPXコネクタがハンダ付けされたハーネスが付属していたり、主翼、胴体、エレベーターパネルに至るまでアルミラミネートカバーに入っていたり、かえって中国製のタイフーンの方が丁寧に作られている感がありますね。


さて、私の下手な操縦でもタイフーン独特の滑空音が奏でられるか、楽しみです。

E-Typhoonの製作①

今頃タイフーンかい?って思われてしまいますが、最近ようやく時間に余裕が出てきたので、必要なアイテムを揃えて製作を開始します。


モーターは「Tarmazo CR-322212d」、折ペラは15×8のカーボン製。
3セルで約3kgの推力を発生する計算です。
アンプは60W、あえて別電源とせず、BEC出力5.5V/6Aで6個のデジタルサーボを動かします。
買ってから気づいたのですが、ラダーとエレベータ用のサーボが6V~7.5Vのハイボルテージ仕様となっており、一応5.5Vでも多少スピードとトルクが落ちるようですが実用の動作が得られるようです。


年明け早々には初飛行にこぎつけたい考えです。

シーラスSR22の主翼延長・②

ようやくフィルムを貼り終えました。
覗いているコネクターは、ウイングレットのライティング電源です。


そしてウイングレットを接着。
実機では「SPECTRA WINGTIP LIGHTING」と呼ぶそうです。


エルロンを取り付けます。
新造時はヒンジテープを使いましたが、夏の暑さで浮いてしまうので、今回はOK模型のイージーヒンジを使います。


完成しました。
後ろから見ると、やはり主翼のアスペクト比が増してバランスが良くなった感じがします。


これは3年前の初飛行時の写真ですが、違いは一目瞭然ですよね。
フラップが離陸モードに入っています。


早くフライトしたいところですけど、今は緊急事態宣言で「不要不急の外出自粛」と叫ばれていますからね。
コロナ禍が一段落するころまでは、シミュレータ訓練にいそしみましょう。